特殊鍼灸専門鍼灸師・アダルトチルドレン、共依存カウンセラー 山下伸一郎のブログ!

りゅうはい堂鍼灸院の侑慶(ゆうけい)と申します。アダルトチルドレン(以下AC)とは、アメリカで生まれた言葉で依存症の方がいる家庭(機能不全家族)で育った方のことを指します。日本では依存症の方が身近にいなくても親や兄弟、世間体などの影響からACになります。自分らしくというより周りに合わせて生きることで自由が奪われその結果肉体に症状が現れることがあります。鍼灸院である当院には肩こり腰痛でお越しになっても、背後にそういった問題が隠れていることが少なくありません。

相手を治す?施術者のエゴと変化を望まない患者さん

「私たちは治せない」

「改善は変化すること。変化が怖い人もいる」

 

よく患者さんにも勘違いされるし

 

施術者として勘違いしてしまうこともありますが

 

鍼灸治療で治すことは

 

できません。

 

私たちがやっているのは

 

「身体の活動をお手伝いすること」

 

それだけなのです。

 

例えば

 

咳が出る

 

咳が出る理由がありますよね。

 

細菌感染かもしれないし

 

異物が引き金になっているかもしれません。

 

どちらにしても

 

身体は身体自身に必要なことしかしません。

 

身体は絶対にミスしません。

 

症状は必要だから出ているのです。

 

症状は自分を助けるために出ているのです。

 

もし

 

身体の活動に対して

 

 「なんでここが痛いんだ!」とか

 

「どうしてうまく動かないんだ!」とか

 

思うのであれば

 

身体にあなたが入力する情報を変えないといけません。

 

だって

 

からだの反応=症状が

 

出ては困りますよね?

 

だったら

 

入力する情報を変えましょう。

 

身体のせいにしないで

 

身体を責めないことです。

 

身体はあなた自身なのですから。

 

その身体が一生懸命に

 

症状をだして

 

アンバランスからもとに戻そうとしています。

 

先ほどの咳の例や

 

その他症状を想像してみてください。

 

なぜ、痛いのかあなたは知らないだけで

 

必ず身体の活動には理由があります。

 

その理由を作っているのは

 

まぎれもない自分自身なので

 

むしろ身体に感謝すら生まれるときがあります。

 

患者さんでもそのことに気が付いて

 

涙を流された方を何度も目にしました。

 

私たちは治せない。

 

身体の手伝いをするだけなのです。

 

ましてや西洋薬のように

 

代替えの物質で身体を変化させているわけではないのです。

 

単なる鍼と、単なるお灸を使って

 

なぜ身体に変化が起こるのか。

 

不思議ではありませんか?

 

それを

 

俺が治してやる!

 

くらいの気持ちでいると

 

それは身体を無視した

 

押し付けになるのです。

 

施術者のエゴです。

 

こちらのエゴでは変わりません。

 

相手のことを知りたければ

 

まずは正しく質問することです。

 

こちらの妄想で症状を仮定しないこと。

 

また、患者さんの言うことをうのみにしないこと。

 

患者さんの証言はあいまいなところがあります。

 

その点肉体は正直です。

 

身体は嘘がつけませんので

 

なぜこの所見が出ているのかという

 

洞察力と知識と経験があれば

 

相手の身体のことが少しわかりますので

 

それを基に身体が何をしようとしているのか

 

相手の身体に寄り添い

 

お手伝いをするだけなのです。

 

当院の場合には

 

いちばん太い鍼で1.6ミリもあります。

 

長さも長いもので30センチくらいあります。

 

そのくらい手伝わないと

 

いけない状態でお越しになる方も多いです。

 

でかい太い鍼を使ったからって

 

私が治しているのではないのです。

 

だからこそ

 

治す!などという言葉は使ってはいけません。

 

更には

 

患者さんはみんな症状をどうにかしたいと

 

お越しになると思っていませんか?

 

それがそうでもないのです。

 

改善というのは

 

変化するわけです。

 

具体的には

 

その患者さんが今までしていたことから抜け出す

 

そのきっかけとして

 

気付きがあるのです。

 

「あぁ無理したからいけないんだ」とか

 

「冷たい物摂り過ぎたな」とか

 

気が付くわけです。

 

簡単に言えば

 

あなた、またはその他の事象が病を作っているのに

 

理由や事柄にこだわって

 

そこから抜け出せないのに

 

抜けださずに

 

症状だけ変えてくれ

 

という方もいらっしゃいます。

 

その場合には

 

「残念だけどあなたが変わらないと

 

症状は変わらないよ?」と

 

お伝えします。

 

都合よく

 

「ここ(症状)だけ変えて!」

 

ってな具合にはならないのです

 

まずは入力している情報を変えること。

 

それを変えられなければ

 

なぜこだわってしまうのか

 

考察(一緒に)

 

考察しても認めたくないなら

 

その自分を許しましょう。

 

自分は悪くない!と思っていてもいいけど

 

症状を変化させるためには

 

あなたの協力が不可欠ですから

 

悪くないかもしれないけど

 

入力している情報が変わればいいので

 

それを変えてください。

 

それ抜きに鍼をしてもお灸をしても

 

変わりませんのであしからず。

 

変化を望むなら

 

変化をしてください。

 

私たちができることは残念だけど

 

ほんの少しです。